マルタンマルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)
1988年に創立したベルギーのアパレルブランド。
創立者はマルタン・マルジェラ(MARTIN MARGIELA)。
マルタン・マルジェラは1957年、ベルギーに生まれる。
アントワープ王立芸術アカデミー(Academie Royale des Beaux-Arts d'Anvers / Royal Academy of Fine Arts Antwerp)でデッサンを学び
1980年にファッション科を卒業後、ミラノで活動。
1983年、パリで初めて見たジャン・ポール・ゴルチエ
(Jean-Paul GAULTIER)のショーに感銘を受け、その後
デザインアシスタントとして働く。
1988年、「メゾン・マルタン・マルジェラ
(MAISON MARTIN MARGIELA)」社を設立。
1989 S/S にパリプレタポルテ・コレクションにデビュー。
全ての常識を覆すもので、「デストロイ・コレクション」と称される。
高級志向に対抗し、「ポペリズム」と呼ばれる90年代の
トレンドの先例を作った。
1998-1999 A/W から 2004 S/S まで、エルメス(HERMES)の
レディースプレタポルテのデザインを手掛けた。
また、過去にアレグリ(allegri)のデザインも手掛けた。
1999 S/S よりメンズウェアラインを開始。
1999年7月、メゾン・マルタン・マルジェラを展開する
フランスのヌフ社の日本法人である、ここのえ株式会社を設立。
2000年9月、東京・恵比寿に世界初の路面店をオープン。
2002年12月には東京・南青山のフロムファーストビルに
2003年8月には大阪・南船場にオンリーショップをオープン。
2002年9月、ディーゼル(DIESEL)に買収される。
2006年2月4日、東京・恵比寿の路面店を移転リニューアルオープン。
恵比寿駅近郊の精密機器工場をそのまま用いたコンクリートの建物で
売場面積は従来の倍近い 350平方メートル。
2階はオフィスで 3階はショールーム。
2006-2007 A/W には、クチュール組合から正式に招聘され
パリ・オートクチュール コレクション期間中に招待メンバーとして
パリ11区にあるアトリエで、プレゼンテーション形式にて
アーチザナルコレクション(0、0・10)を発表。
尚、最も製作に時間が掛かったのは
スキー用ブローブを縫い合わせて作ったブルゾンであり
計103時間である。
2008 S/S より、「ソフィア・ココサラキ(sophia kokosalaki)」の
日本での独占販売権を取得。
同ブランドのアイテムを、メゾン・マルタン・マルジェラと同じ
イタリアのスタッフインターナショナルが生産してきたこともあり
この契約が成立。
ここのえが他ブランドを販売するのは初めてとなる。
2008-2009 A/W より、「ディースクエアード(DSQUARED2)」の
日本での独占販売権を取得。
2008年11月、ダミアーニ(DAMIANI)とコラボレートし
初のファインジュエリーコレクションを発表。
コンセプトは「XXLサイズ」。
2009年、ロレアル(LOREAL)とコラボレートし
香水を発表。
2009-2010 A/W より、ディーゼルを展開する
オンリー・ザ・ブレイブ・ホールディングの傘下に
ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)が入ったことに伴い
ここのえ株式会社が同ブランドの日本での独占輸入販売権を取得。
1988年、Jenny Meirensとともに『メゾン マルタン マルジェラ』を設立。同年、初のマルタンマルジェラコレクションを発表した。1989年から現在に至まで、パリにて年2回のコレクション発表を行っている。