黒澤明2

Specialさん、豚丼の具買ったんだね。ちょっと脂があるけど

店の味に近いよね^^

さて、Specialさんのご要望に答えて、僕、JACK5の好きな黒澤映画

ベスト10を書きます。本当は黒澤映画に順位をつけるなんて

出来ないのですが、30作品全てのシーンが絵になっているので

全ての作品がいいのです。だから好きな作品ベスト10で選びました。

1位  赤ひげ
(モノクロを極めたと世界に言わしめた映画。黒澤映画の集大成で
素晴らしい人間愛の映画。美しいシーンが多い)

2位  生きる
(どこのシーンを切っても絵になっている。主演の志村喬がもの凄い
迫力の演技をしている。雪の降る中でブランコを乗りながら
ゴンドラの唄を志村喬が歌うシーンは美しすぎる)

3位  七人の侍
(世界の映画史上最高最強!脚本、演出、最高!最後のどしゃ降り
の雨中の合戦のシーンは伝説)

4位  蜘蛛巣城
シェークスピアの「マクベス」をべースに、能の様式を使い
黒澤流に料理をした作品で、最後の矢のシーンは本物の矢を放って
いる。最後のシーンは凄すぎる!)

5位  用心棒
(脚本の上手さ、演出、どれをとっても面白い。今までの時代劇とは
違う黒澤流時代劇!痛快娯楽時代劇!)

6位  椿三十郎
(掛け値なく面白い。何も考えずに観れる。ぶっきらぼうだが
心根の優しい、主人公の椿三十郎が面白い。最後まで見逃せない
シーンがある)

7位  乱
(黒澤映画がカラー作品になってからの最高傑作!
シェークスピアの「リア王」を黒澤流に料理をした豪華絢爛な作品
で美しい。アカデミー賞4部門にノミネートされ、ワダエミ
衣装デザイン賞を受賞した)

8位  天国と地獄
アメリカの20世紀FOXの映画を観ているかの様な迫力、脚本の
面白さ。夜の車に乗るシーンで、車の窓に映る光の具合とかが
計算されていて凄い)

9位  どですかでん
(黒澤映画、はじめてのカラー作品。僕は今までこんな狂気の色彩の
カラー映画を観た事がない)

10位 わが青春に悔なし
(1946年(昭和21年)公開の映画だが、主演の原節子さんが
戦後でありながらエキセントリックで凄い演技をしています。
昨今の若い女優達のくだらない演技とは違って、さすが本物の女優
です。原節子さんは)

以上が僕、JACK5の黒澤作品の好きな映画ベスト10です。

黒澤作品に本当は順位は付けられないのですが^^;