恋愛小説家

前にも書きましたけど、この日記の主の僕JACK5と
現代美術家沼田識史氏は、世界の名優中の名優の
ジャックニコルソンの事が大好きです。
沼田識史氏同様に僕JACK5もBATMANのジョーカー役の
ジャックが物凄く好きなのですが、他の作品の
ジャックも好きなのです。特にラブコメディーもの
とか。
ジャックは作品によって演技を微妙に変えてきます。
同じ演技をしないところが好きな要因の一つです。
あと、カッコイイからです。
この恋愛小説家のジャックも実にいい味を出しています。
ジャック演じるメルビンは甘い言葉に満ちた恋愛小説を
書いている作家です。
ヘレンハント演じるキャロルはニューヨークのレストラン
で働く心寂しい子持ちのウェイトレスです。
甘い言葉に満ちた恋愛小説を書いている人気作家の
メルビンは、小説からは想像もつかないほどの凄い毒舌家で
異常なほどの潔癖症で誰もが認める変人。そんなメルビン
行き付けのレストランのウェイトレスでシングルマザーの
心寂しいキャロルに恋をしてしまったのです。
しかしメルビンは素直に気持ちを表すことができずに
口を開けばいつもキツイ嫌味を言ってしまう。
偏屈な恋愛小説家メルビンと子持ちのウェイトレス
キャロルが織りなす不器用な恋をユーモアを交えて描いてます。
僕JACK5は最初、ジャックニコルソンが出演してるから観ました。
ところがジャックはいつもながら上手いのですが、ヘレンハント
が非常に上手い上手すぎる。この映画の重要な場面の所々で
ヘレンハントの顔の表情のアップがあるのですが、気持ちが
伝わってくるのです。顔の表情だけで。嬉しさも、怒りも、
悲しさも。上手い。実に上手く演じきっていると思います。
ヘレンハントはツイスターを観た時から上手い女優だなと
思ってはいたのですが、恋愛小説家のヘレンは上手いです。
微妙な演技が。
1997年度の主演女優のオスカー像を手にしたのはヘレンハント
でした。
ジャックニコルソンも主演男優賞を受賞してW受賞になったわけです。
こんな天気が悪い日はラブコメディーでも観てみるのも
いいかも知れません。ジャックカッコイイです。
最後の場面の告白でジャック演じるメルビン
ヘレン演じるキャロルに言う言葉がいい言葉です。
脚本がしっかりしているので、とてもいい映画です。