<龍馬伝>最終回視聴率は平均21.3%、最高は暗殺直後の25.7%

福山雅治さん主演のNHK大河ドラマ龍馬伝」の最終回の第48回「龍の魂」が28日放送され、平均視聴率は21.3%、瞬間最高は龍馬暗殺直後シーンの25.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。期間平均は18.7%で、前作の「天地人」の21.2%には及ばなかった。

龍馬伝」は、坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。大河ドラマ初の4部構成で現在、第4部は「RYOMA THE HOPE」だった。10年1月3日の初回放送から最高視聴率は1月31日に24.4%を記録している。

岩崎弥太郎を演じた香川照之さんがすごく良かったと僕は思う。龍馬の暗殺のシーンで、沼田識史(現代美術家)氏も『泣いたよ。男なら泣くでしょう』と云っていた。僕も同じく泣いた。また『坂本龍馬が暗殺されずに生きていたら、今の日本も変わっていたのかもしれない。龍馬が海外を旅して帰ってきたら、どんな姿で帰って来たんだろう』と云っていた。
日本アカデミー賞で、香川照之さんが『僕が敬愛する俳優の山崎努さん』と云っていた時がある。『やはり本物を判る人は、本物の演技も出来るんだな〜』とその時に思ったことがある。沼田氏もいつも『現在の日本の俳優の中で、山崎努さんは最高の俳優』と云っている。また山崎努さんが、一番敬愛して、天才と思う芸術家は黒澤明監督である。
沼田氏も20世紀最大の天才は黒澤明監督であると云って敬愛している。