『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が北米で公開決定!

人気テレビアニメーション新世紀エヴァンゲリオン」を映画化した、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』がアメリカ・カナダ全土で2011年1月より劇場公開されることが決定した。タイトルは『EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE』。

配給は、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の公開時より1社加わり、イレブン・アーツと北米のファニメーション・エンターテインメントに加えアジア映画を専門に北米配給を手がける新ブランドのシネマ・アジア・リリーシング、3社が共同で行う。

イレブン・アーツは渡辺謙主演の『明日の記憶』や木村拓哉主演『武士の一分』をはじめ、多くの邦画作品を北米公開しており、2009年に日本で公開された『The Harimaya Bridge はりまや橋』の制作・配給も行っている。

ファニメーション・エンターテインメントは『ドラゴンボール』や『鋼の錬金術師』などの有数なアニメーションだけでなく、オダギリジョー主演『蟲師』や綾瀬はるか主演『ICHI』などの実写も配給している北米における日本アニメ界の雄。そしてこのたび新たに加わったシネマ・アジア・リリーシングはアジア映画を年間6〜8本ペースで北米の劇場で公開していくことを目的として新しく設立された配給会社で、この作品が第一弾となる。

エヴァンゲリオン」は海外にも多数のファンがおり、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』も全米100館以上で公開し、ファンタジア映画祭をはじめ世界各国の映画祭に招聘された。今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に関しても前作がアメリカで好評を博したことから上映館数はさらに拡大することが予想される。

11月の初旬にNHKハイビジョンで放送されていたスティーブ・マックイーン特集は面白かった。『トム・ホーン』の最後のシーンの編集は完璧だし、鳥肌が立った。沼田識史(現代美術家)氏は、マックイーンの一つ一つの所作が絵になっていてカッコいいと云っていた。僕もそう思う。『タワーリング・インフェルノ』の服の脱ぎ方一つをとってもカッコいい。沼田氏はマックイーンの遺作の『ハンター』のDVDを所有しているが、中学生の時にオンタイムで映画館で観たそうだ。羨ましい。もうDVDでは何十回も観てる。僕はこの前、ハンターをアマゾンで買ったばかりだ。