宇多田ヒカル新曲が『あしたのジョー』主題歌に決定

2011年2月11日(祝)公開の『あしたのジョー』。クランプアップから5ヶ月を経て、遂に主題歌が決定した。矢吹丈山下智久力石徹伊勢谷友介、ほかにも香里奈香川照之杉本哲太倍賞美津子津川雅彦といった豪華キャストが顔をそろえる本作。今回の21世紀版・山下智久版の全く新しい『あしたのジョー』にふさわしい、宇多田ヒカルの新曲「Show Me Love(Not A Dream)」がその主題歌だ。

曽利文彦監督は、「男たちの燃え上がる激闘にエールを送る、最高のアーティストの登場に心が震えます。この映画が目指すリアルにまた1つ大きなリアルが加わりました。映画『あしたのジョー』は、この素晴らしい主題歌をいただくにふさわしいパワフルな映画に仕上がっていることを皆さんにお約束いたします」とコメント。

また、本作のプロデューサー伊與田英徳は、「この大きなプロジェクトをスタートするにあたり、主演の山下智久さん、そして伊勢谷友介さん。ふたりの頑張りがもちろん第一ではあるが、最後のひと押し、この作品の世界観を新しく構築するのに欠かせないもの、それこそアニメ版の『あしたのジョー』のテーマソングのように、21世紀版、山下版の『あしたのジョー』のテーマソングを決めることだと常々思ってきました。今回、山下さん、伊勢谷さんが挑戦し、ジョーや力石が世界に向かって夢を追いかけたように、この映画が広く観客の皆さんに伝わるために、主題歌には強い個性と世界に通ずる圧倒的な独自の世界観を紡いできた宇多田ヒカルさんしかいないとお願いしました。彼女の曲と、山下智久伊勢谷友介の本気のぶつかり合い。是非ご注目ください」と熱く語った。

4ヶ月にも及ぶトレーニングで極限まで研ぎ澄まされた肉体。そして全身全霊で役に取り組んだ山下&伊勢谷。ここに日本が誇る宇多田ヒカルが加わった。本物がぶつかり合うことで起きる科学反応に期待が高まる。

宇多田ヒカルさんで果たして男臭さを表現出来るのか?現代実写版の『あしたのジョー』は配役からしても女性に受けるように、男臭さを求めていないのか?と沼田識史(現代美術家)氏は云っていた。やはり昔の尾藤イサオさんの主題歌か、昔、アニメで劇場公開された時の主題歌、おぼたけしさんの唄う『美しき狼たち』をそのままリマスターして使った方が『あしたのジョー』ファンは喜ぶんじゃないのか?と沼田氏は云っていた。宇多田ヒカルさんは宇多田さんの詩を唄えばよいのである。無理する事はないと思います。