米映画大手MGMが連邦破産法11条申請

米ハリウッド(Hollywood)の名門映画会社、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(Metro-Goldwyn-Mayer、MGM)は3日、ニューヨーク(New York)州の破産裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。

同社の債権者団が了承した事前調整型の再建計画の承認を求めている。MGMによるとこの再建計画では、同社の破産保護が終わり次第、保護された債権者が40億ドル(約3200億円)以上の未払負債をMGMの株式の大半と交換することが認められている。

債権者団は、映画製作・配給会社ライオンズゲート(Lionsgate)とライオンズゲートの最大株主である米著名投資家カール・アイカーン(Carl Icahn)氏の買収提案を退けた。その後アイカーン氏は新興の米映画制作会社スパイグラス・エンターテインメント(Spyglass Entertainment)との合意のもとでのMGMの再建を承認していた。

吠えるライオンのトレードマークで有名なMGMは、『007』シリーズや、『ピンクパンサーPink Panther)』、『ロッキー(Rocky)』シリーズ、『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』、『雨に唄えば(Singin' in the Rain)』などの4000本を超える人気作品を保有しているが、近年は経営不振に苦しみ1年前から売却先を探していた。

みなさんもそうだと思いますが、僕、JACK5も沼田識史(現代美術家)氏も、若かりし頃にロッキーのテーマ曲が流れると、僕も沼田氏も運動を始めた事があります。

あのテーマ曲は行動を起こさせる曲ですね。ビル・コンティの曲。