ティファニーへの想い

カルティエハリーウィンストンなど、宝石店は色々あるけど

なぜか、やはり『ティファニーで朝食を』を見ていると

ティファニーへの憧れを感じてしまう。

ティファニーカルティエハリーウィンストンと比較すると

可愛いイメージがある。愛くるしいリングである。

それに婚約指輪も結婚指輪も、なにかスタイルがシンプルで好きです。

あまりゴチャゴチャ、ゴージャスな指輪は苦手であります。

さりげなく指輪の内側にTiffany & Co.の文字が入っており

その文字を見る度に、男なのに気持ち悪いですけど

可愛らしい気持ちと、さりげない小さな自分の欲望を

満足できる僕がいます。

ティファニーの歴史を書きます。

1837年9月18日、チャールズ・ルイス・ティファニー

(Charles Lewis TIFFANY)が友人のジョン・B・ヤングと共に

アメリカのニューヨーク市ブロードウェイ 259番地に

ティファニー・アンド・ヤング(TIFFANY & YOUNG)社を設立し

装飾品と文房具の店としてスタート。陶器や骨董品等、厳選した商品のみを販売

するという姿勢で共感を呼ぶ。
  
創立から間もない時期より、「ティファニー・ブルー」のボックスに

商品を収めるようになる。

この色は元来、イギルスのヴィクトリア王朝時代の贈答品や宝飾品等の

流行色であり、当時のアメリカ合衆国においては、権利書や住民台帳の

表紙として用いられていた。

そして、ティファニーは、こうした重要な物に用いられた色を

「大切な商品を包む物」の色として採用した。

また、このブルーボックスを飾る独自のリボン結びである

ティファニー・ボウ」は、簡単に美しく解けるように考案されたものである。
  
45年、「ティファニー・ヤング・アンド・エリス(Tiffany, Young & Ellis)」

社として最初のカタログを発行。

現在発行されているカタログにも「ブルー・ブック」として継承されている。
  
50年、「ティファニー・リード・アンド・コー(Tiffany, Reed & Co.)」

社がパリに出店。
  
51年、ニューヨークの銀細工師であるジョン・C・ムーアの事業を買収し

オリジナルの銀製品を発売。

アメリカ企業として初めてスターリングシルバー

(銀含有率92.5%以上)基準を適用。

翌年、全ての銀製品をスターリングシルバー製とした。

以降、ジュエリーブランドとして成長する。
  
53年、チャールズ・ルイス・ティファニーが共同経営者達から

経営権を買い取り、「ティファニー・アンド・コー(Tiffany & Co.)」

と社名変更。ブロードウェイ 550番地に移転。

その際、ファサードティファニーの象徴ともいえる

「アトラス・クロック」を冠した。そして、シードパール(小粒の真珠)

を使った豪華なジュエリーがアメリ社交界で流行することとなった。
  
57年、チャールズ・ルイス・ティファニーが購入した

ピンクのパールがフランス王冠に使用される。

61年、リンカーン大統領が選挙の勝利を記念して

妻にティファニーのパールのネックレスとブレスレッドを贈る。
  
78年、南アフリカで発掘された287.42カラットの

ダイヤモンド原石を18,000ドルで購入し

128.54カラットまでカットして

90ファセットのイエローダイヤモンドである

ティファニー・ダイヤモンド」に仕上げた。
  
86年、6本立爪の「ティファニー・セッティング」を発表。

以後、ダイヤモンドを最も美しく魅せるものとして定着する。
  
以上のように、ティファニーは着実に社会に浸透し

19世紀末には諸国王室・皇室御用達のジュエリーブランドとなる。

特に、ティファニーにはパールにまつわる逸話が多いため

パールはティファニーを象徴するものとして認識される。
  
1906年ティファニースターリングシルバー基準が

アメリカのシルバー基準法に採用される。
  
40年、ティファニー本店をニューヨーク五番街に移転。

55年、ウォルター・ホービングが経営権を買い取り3代目の経営者となる。

そして、ビーンズ等の代表作を生む立役者となる。
  
96年、東京・銀座にティファニー本店をオープン。

当時、銀座・中央通りの人の流れを変えたともいわれる。

アトラス・クロックを冠した同店は

総売場面積約 1112平方メートルもの広さを誇る大型路面店である。
  
97年、「1837コレクション」を発表。
  
2006年、建築家であるフランク・O・ゲーリーとコラボレートしたコレクションを発表。
  
2006年11月9日、東京・六本木にダイヤモンドを中心に取扱う

新店舗であるティファニー六本木ヒルズ店をオープン。

総売場面積は約163平方メートル。
  
2007年12月3日、スウォッチ・グループSwatch Group)との提携を発表。

スウォッチ・グループが新会社を設立し「ティファニーTiffany & Co.)」

ブランドの高級時計のデザイン、生産、マーケティング等を行う。

製造は全てスイス。
  
2008年、ソフトバンクモバイル株式会社(SOFTBANK MOBILE Corp.)

とコラボレートし、同社の2008年春商戦向けシャープ(SHARP)製の

新機種「ザ・プレミアム・テクスチャー823SH

(THE PREMIUM TEXTURE 823SH)」をベースとしたモデルの

企画・制作に関し、共同で取り組むことについて合意。

同製品は数量限定のスーパープレミアムモデルとして提供する予定。
  
2008年4月、アメリカのニューヨークの5番街の旗艦店の中2階に

パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)の時計サロンがオープン。

売場面積は278平方メートル。

パテック・フィリップ

自社商品以外でティファニーが取扱う唯一の商品であり

販売契約は1851年に締結された。
  
2008年11月、銀座のティファニー本店をリニューアルオープン。

建築家は隈研吾

最後に、ティファニーの可愛らしさ、親しみやすいは

オードリー・ヘプバーンの映画の影響が強いと思います。

だってキュートですよね。