世界最大級の自主映画コンペ「PFFアワード」が今年も公募開始

世界最大級の自主制作映画コンペティションPFFアワード2011」の公募が開始された。

PFFアワード」は、“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、1977年より続くPFF(ぴあフィルムフェスティバル)のメインプログラム。事務局には、毎年2ヶ月という短い応募期間に、平均500本以上もの自主映画が寄せられる。

PFFでは、通常の映像コンペに設けられる、年齢、プロアマ、上映時間などの一切の規制を排し、「どうしても映画で表現したい!」という応募者の熱意をダイレクトに受け止められるシステムを確立。「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品を応募しても受け付けられる。集められた作品は、「最低3人が必ず最後まで早送りせずに観る」という審査方法を徹底し、注意深く審査。4ヶ月に渡る予備審査で選ばれた入選作品は、日本で唯一の映画機関である東京国立近代美術館フィルムセンターで上映されるほか、全国ツアーによって、福岡、京都、神戸、名古屋など各地へと届けられる。

これまで、森田芳光黒沢清中島哲也園子温矢口史靖ら多彩な監督たちを発掘し紹介してきたPFFだけに、今年も多くの応募が予想される。

PFFアワード2011」
応募締切:3月31日(木)当日消印有効
※応募に関する詳細は映画祭公式サイトに記載

「第33回ぴあフィルムフェスティバル
2011年、東京国立近代美術館フィルムセンターほか福岡、京都、神戸、名古屋など順次開催


沼田識史(現代美術家)氏は森田芳光氏の頃の才能と『告白』の中島哲也氏の頃の才能は変化してきていると云っている。まあ、映像も演出も全く違うが。僕、JACK5もそれは映画をみて感じるところだ。