小田和正、男性ソロ史上初300万枚

オフコースシンガー・ソングライター小田和正(63)が、ベストアルバム「自己ベスト」でソロ男性歌手としては史上初となる出荷300万枚を記録したことが17日、分かった。同作は、02年4月24日に発売され、8年7カ月をかけてのトリプルミリオン達成となった。また、63歳2カ月での到達は、史上最年長記録となった。なお、2000年以降の300万枚超えアーティストは、宇多田ヒカル浜崎あゆみ倉木麻衣コブクロに続き、5組目となる。
  
小田が63歳にして、文字通りの“自己ベスト”を記録した。02年4月に発売したベストアルバム「自己ベスト」が、8年7カ月の時を経てトリプルミリオンを達成。男性ソロでは史上初の快挙となると同時に最年長記録となった。

同作は、258万枚を超える大ヒット曲「ラブ・ストーリーは突然に」、オフコース時代の「さよなら」「Yes‐No」など全15曲を収録した小田の集大成的作品。3週目にミリオン突破すると、その後もロングヒットを続け、04年12月に、史上最年長57歳3カ月で売り上げ200万枚突破。今年5月には、前人未到オリコンアルバムチャート通算400週ランクインも果たしていた。

発売元のアリオラジャパンでは、毎年冬にジャケット写真を変えた「ウインターパッケージバージョン」を発売するなどの創意工夫を行ってきたこともロングヒットの要因に挙げている。

00年以降、実売300万突破したアルバムは、宇多田ヒカル「Distance」(447・2万)、「DEEP RIVER」(360・5万)、浜崎あゆみ「A BEST」(429・4万)、倉木麻衣「delicious way」(353万)、コブクロ「ALL SINGLES BEST」(301・4万)の5作品。
 若手の名前が並ぶ中、63歳にして金字塔を打ち立てた小田だが、17日にはシングル「グッバイ」もリリース。歌への情熱そして意欲はまだまだ衰えることはない。

僕、JACK5は小田和正さんの曲で一番好きなのはベタだけれど『言葉にできない』が一番好きです。心に残ります。沼田識史(現代美術家)氏は『ラブ・ストーリーは突然に』の『あの日、あの時、あの場所で君に逢えなかったら、僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま』っていう歌詞が共感すると云ってた。あと『緑の街』という曲の歌詞も好きだと云っていた。この2曲を聴いて、なるほど良い曲だな〜と思った。