「サマーウォーズ」米公開決定 アカデミー賞対象作品に

細田守監督の長編アニメーション「サマーウォーズ」の米公開が決定した。これで同作は、第83回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされる資格を得ることになる。

サマーウォーズ」は、すでに同部門にエントリーされているが、ノミネートおよび受賞の対象作品となるには、今年中に最低7日間、アメリカで劇場公開されることが条件となる。このたび米配給会社GKIDSは、同作を12月10日から7日間、ロサンゼルスの映画館AMCコビーナ30で上映することを決定。この条件は作品賞などほかの部門にも適用されるため、同賞の資格を得るために、このような短期上映戦略をとる作品は少なくない。

GKIDSはその後、同作をニューヨークで公開したのち、ロサンゼルスで再公開する予定。また同作のDVDとブルーレイディスクは、Funimationがアメリカでの発売を予定している。

GKIDSは、昨年度のアカデミー賞同部門にノミネートされたフランス、ベルギー、アイルランドの共同製作アニメーション「ザ・シークレット・オブ・ケルズ(原題)」の米配給も手がけた。

第83回アカデミー賞は、来年2月27日にロサンゼルスのコダック・シアターで開催される。ノミネート作品は1月25日に発表、長編アニメーション部門では、資格を有するエントリー作品が15本以下なら3作品が、16本以上なら5作品がノミネートされる。

このアニメ観てみましたが、好きな人はもの凄く好きでしょうね。このアニメを観た人のレビューでもかなりいい評価が出ていますよね。一応、沼田識史(現代美術家)
氏にも聞いてみましたが、沼田氏も観たらしいのですが、『ちょっとガチャガチャし過ぎてないかな。何か絵になっていない様な気がする』と言ってました。それと『せっかくオスカーの出品の資格を得るんだから、オスカーにノミネートされて、オスカーを取って欲しいな』と言っていた。