マイケル、断トツの222億円=「没後に最も稼いだ著名人」

米フォーブス誌が25日、毎年恒例となっている亡くなった有名人の長者番付を発表し、米歌手MJことマイケル・ジャクソンさんが2億7500万ドル(約222億円)で1位となった。

2009年10月1日から2010年10月1日までに500万ドル以上を「稼いだ」人を対象としたこの番付で、ジャクソンさんの収入は、番付入りした他の12人の合計額も上回ったという。

2位は故エルビス・プレスリーさん。米テネシー州メンフィスにある旧邸宅「グレースランド」の入館料や、カナダのパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショーなどで、収入額は6000万ドルに上った。

そのほか、小説「指輪物語」がピーター・ジャクソン監督によって映画化された英作家のJ・R・R・トールキン氏が5000万ドルで3位。スヌーピーでおなじみの漫画「ピーナッツ」の作者、チャールズ・シュルツ氏が3300万ドルで4位だった。5位は元ビートルズジョン・レノン。8位に理論物理学アインシュタインが入った。またスティーブ・マックイーンも入っている。

また、昨年の番付で1位だったファッションデザイナーのイブ・サン・ローラン氏は、ことしはランク外だった。

沼田識史(現代美術家)氏曰く、しかしすごいな〜。幾ら稼いだかというより、まだジョン・レノンアインシュタインスティーブ・マックイーンが入っているのが凄い。マックイーンはカッコいいからな。ジョン・レノンの曲で『イマジン』は神の領域に達してる美しさだけれど、いつも、『ウーマン』を聴いてしまう。何かわからないけど『ウーマン』を聴くと、優しい気持ちになれる。と言っていた。