ボージョレ・ヌーボー解禁
フランス産ワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーが
19日午前0時に解禁された。
消費が冷え込む中、輸入各社は割安なペットボトル入りや
小容量品を投入し、需要喚起に懸命。
流通もイオン (AEON)が980円、西友 (SEIYU)が780円という低価格の
直輸入品で安値攻勢を掛ける。
ドン・キホーテは880円で発売すると発表。
容器を瓶から軽量のペットボトルに変更し
大量一括購入することで輸送コストを抑えた。
総合スーパーやディスカウントストアからは
1000円を下回る格安商品も登場。
輸入最大手サントリー (SUNTORY)ワインインターナショナル(東京)が
都内で開いたイベントにはボージョレの「仕掛け人」として
著名な醸造家ジョルジュ・デュブッフ氏が参加。
解禁の合図とともに一斉に栓を開け、出来栄えを確かめていた。
今年は「産地の気候が良く、バランスの取れた質の高いワインに仕上がった」(同社)という。